首都圏の分譲マンション賃料が過去最高を更新!その背景とは?
不動産調査会社「東京カンテイ」が発表した最新データによると
2025年3月時点の首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)
における分譲マンションの平均賃料は、1平方メートルあたり3,714円となり
調査開始以来の過去最高値を記録しました(前月比+2.0%)。この上昇は4カ月連続で続いています。
この背景には、建物の修繕費や清掃・管理コストの増加があります。
物件オーナーは新規契約や更新のタイミングで
こうしたコスト上昇分を家賃に反映させるケースが増えています。
また、3月は進学・就職・転勤などで新生活を始める方が多く
賃貸市場が活発になる時期。新規契約が集中するタイミングを狙って家賃が見直される傾向も
賃料全体の上昇につながっているようです。
特に東京都は、前月比+2.1%の4,393円/㎡と、
2カ月連続で最高値を更新。東京23区では4,553円/㎡(前月比+2.3%)と
さらに高い水準に。一方、神奈川県は+1.5%(2,727円)、千葉県は+1.6%(2,106円)、
埼玉県は+0.2%(2,202円)と、首都圏全域で賃料の上昇が見られました。
【マイレ不動産からのひと言】
マイレ不動産でも、最近はオーナー様からの賃料見直しに関するご相談が増えています。
賃貸経営においては、家賃設定が収益性に大きく影響しますが
同時に入居者ニーズや市場相場とのバランスも重要です。
今後も物価や人件費の上昇が続けば、さらなる賃料アップの動きがあるかもしれません。
一方で、借り手の負担感が高まると、空室リスクにもつながるため、慎重な判断が求められます。
マイレ不動産では、最新の市場動向をふまえながら
オーナー様お一人おひとりに最適なご提案をさせていただきます。
賃料設定や賃貸経営に関するご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。