親が亡くなった後、最初の3か月でやるべき不動産手続きとは?
親御さんが亡くなられた直後は、葬儀や各種手続きに追われ、不動産のことまで考える余裕がないという方がほとんどです。
しかし、相続した不動産をそのままにしてしまうと、後々大きな負担やトラブルにつながることがあります。
実際に私どもマイレ不動産にも、
「何から手を付けていいかわからない」
「実家を数年間放置してしまった」
「兄弟で意見がまとまらない」
といったご相談が数多く寄せられます。
今回は、親御さんが亡くなられた後、特に最初の3か月で確認しておきたい不動産手続きについてお話ししたいと思います。
① まずは相続人を確認する
最初に行うべきことは、誰が相続人になるのかを確認することです。
ご自身では「兄弟二人だけ」と思っていても、
・前婚時のお子様がいた
・養子縁組をしていた
・代襲相続が発生していた
というケースもあります。
後々のトラブルを防ぐためにも、戸籍を取り寄せて相続関係を整理しておくことが大切です。
② 不動産の状況を確認する
次に、相続した不動産の現状を確認しましょう。
確認したいポイントは、
・固定資産税の納税通知書はどこにあるか
・建物の名義は誰になっているか
・住宅ローンが残っていないか
・火災保険は加入しているか
・管理費や修繕積立金の滞納はないか(マンションの場合)
などです。
意外と多いのが、「親名義だと思っていたら祖父名義のままだった」というケースです。
その場合、手続きが複雑になることもありますので、早めに確認しておくことをおすすめします。
③ 空き家になる場合は管理を始める
親御さんが一人暮らしだった場合、相続発生と同時に空き家になるケースも少なくありません。
空き家になったからといって、そのまま放置してしまうのは危険です。
・郵便物の確認
・定期的な換気
・庭木や雑草の管理
・雨漏りや設備の確認
など、最低限の管理は必要になります。
人が住まなくなった家は、思っている以上に早く傷んでいきます。
また、近隣からの苦情や、防犯上の問題につながることもあります。
④ 家族で今後の方向性を話し合う
不動産は現金のように簡単に分けることができません。
そのため、できるだけ早い段階で、
・売却するのか
・賃貸にするのか
・誰かが住み続けるのか
について話し合うことが大切です。
この話し合いを先送りすると、
「売りたい人」
「残したい人」
「とりあえずそのままにしたい人」
で意見が分かれ、なかなか前に進まなくなってしまいます。
⑤ 専門家へ相談する
相続不動産には、
・相続登記
・税金
・売却
・共有名義
・残置物の処分
など、さまざまな問題が関係してきます。
特に令和6年からは、相続登記の申請が義務化されました。
「まだ先でいいだろう」と考えていると、思わぬ手間や費用がかかることもあります。
わからないことがあれば、早めに司法書士や税理士、不動産会社へ相談することをおすすめします。
まとめ
親御さんが亡くなられた直後は、気持ちの整理もつかず、不動産のことまで考える余裕がないかもしれません。
しかし、最初の数か月で少しずつ準備を進めておくことで、その後の負担は大きく変わります。
不動産は「困ってから考える」のではなく、「困る前に整理しておく」ことが大切です。
私どもマイレ不動産では、相続不動産や空き家についてのご相談を数多くお手伝いしております。
「何から始めればよいかわからない」
「まだ売るかどうか決めていない」
という段階でも構いません。
お気軽にご相談いただければと思います。
株式会社マイレ不動産
相続不動産・空き家・共有不動産のご相談を承っております。

